一体いつまで耐え続ければいいのだろうか。
- 2015/02/28
- 21:35
472 : 名無し調教中。[sage] 2006/12/20(水) 21:32:00 ID:PE33hGlg
一体いつまで耐え続ければいいのだろうか。陽子の全身はもはや感覚を失っている。
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
ついに6時間目終了のチャイムが鳴った。校舎の方が騒がしくなってきた。
陽子は早く誰か紐を解きに来てと祈った。この姿のまま晒されるなんて拷問だ。
掃除の音楽が流れ始めるも、グラウンドには人の気配すらしなかった。
「もう誰でもいい! 誰でもいいから早く!」
そう強く念じた時、後ろから声が聞こえた。
「あれ? 田村何やってんの? また何かしたの?」
その声を聞いて陽子の背中を冷や汗がツーっと伝った。
声の主は白井だった。陽子は思わず泣きそうな顔になり、「何でもありません。何でもありません」と必死になって声を出した。
しかし口の中の水着とガムテープによって、「んーんんんんんー、んーんんんんんー」という滑稽な響きにしかならなかった。
その姿をしばらく面白そうに眺めていた白井が突然ニヤついた。明らかに何かを思いついた笑みだった。
「いーこと思いついたー♪」
白井はすぐさま職員室から様々なものを持って陽子の前に戻ってきた。
陽子の手の紐をはさみで一気にパチンと切り落とす。
急の出来事で陽子は受身を取れず、そのまま砂場にドシャっと尻餅を付いた。
砂場に座り込んでいる陽子に、白井はすぐさま手を伸ばす。
「ちゃんと隠さず見てもらわないとねー」
独り言のように呟きながら、陽子の口のガムテープを剥がし、口の中の水着を取り出した。
手に纏わり付いていた柔らかい白紐も雑に引き剥がし、白い滑り止めのような粉を手のひらに塗りこんだ。
陽子は何が何だか分からなかったが、白井がこの状況から脱出させてくれるのだと思い密かに喜んだ。
473 : 名無し調教中。[sage] 2006/12/20(水) 21:32:54 ID:PE33hGlg
しかしそれは誤りだった。白井は陽子を立たせると、再び鉄棒にぶら下がるように命令した。
陽子は絶望感に襲われながらもそれに従った。
そして白井は陽子の足元に持ってきた缶の中身をぶちまけた。中には画鋲や釘、ガラスの破片など、ありとあらゆる凶悪な形状をしたものが詰まっていたのだった。
広範囲に広がったそれは、陽子が手を離すのを拒絶しているようだった。
「ひっ!」
陽子は思わず声にならない悲鳴を上げた。
そして白井は陽子の体に纏わり付くガムテープを剥がし始めた。
最初は胸のガムテープを剥がしにかかる。あまりの雑さで陽子は思わず手を離しそうになったが、足元に目をやり、気合で耐えた。乳首の洗濯ばさみも乱暴に引っ張りとられ、痛みで目に涙が浮かんだ。
次に下半身のガムテープを剥がす。陰毛の多くがテープとともに抜け、歯を食いしばっていても痛みのあまり目にたまっていた涙が溢れて頬を伝った。
「あら、こんなもんも入ってたんだ」
そういって白井は陽子の陰部からスプレー缶を引っ張り出した。
ついに陽子は全くの全裸にされてしまった。掃除時間で校庭には誰も生徒がいないのが幸いだったが、いつ誰が来るか分からない。どんな格好でもいいから早く着替えさせてと思ったが、口に出して逆上されたら堪らないと思い、白井の次の行動をじっと待つしかなかった。
474 : 名無し調教中。[sage] 2006/12/20(水) 21:34:26 ID:PE33hGlg
「じゃあ、バイバイ。また明日ね」
「え!?」
思わず陽子は大声を出した。白井は陽子を全裸にしたままその場から立ち去ろうとしたのだ。
陽子の全身が真っ赤になる。そしてこのまま手を離してしまおうかという思いがよぎった。
しかしどう考えても足元の様子から無事で済むはずがない。
陽子は必死になって白井を呼び止めるしかなかった。
「白井先生! 許してください! 何でも言うことを聞きますから!!」
何度も同じ言葉を繰り返す。そしてついにはつぶらな瞳から大粒の涙をポロポロと流し、涙声で顔をしわくちゃにしながら必死になって懇願した。
そのあまりにも哀れな姿を見て白井も満足したのか、陽子の元へと戻ってきた。
「明日からもちゃんと私の言うことを聞きなさいよ。あんたは私の奴隷なんだから」
そして白井は「大事なところは隠してあげる」と幅が10cmと通常の倍ある赤いガムテープを取り出した。
そしてへそから股間を通り尻の割れ目の頂上までを貼り、腰には5cm幅の赤いガムテープを巻いた。
まるで赤い褌を穿いているような格好になった。胸にも10cmのガムテープを一周させる。
これだけでも恥ずかしい格好だったが、少なくとも全裸よりはましだった。
「これはあんたへの優しさよ」
そういって白井は陽子の目と口をガムテープで塞いだ。誰に見られているのか分からなくするのと、誰かに声を掛けられても声を出せなくするというのが白井の言う優しさということらしかった。
475 : 名無し調教中。[sage] 2006/12/20(水) 21:35:38 ID:PE33hGlg
「気が向いたら開放してあげるわ」
そういって白井は去っていってしまった。もはや陽子には一つしか道は残っていなかった。
掃除の後の静寂が続く。どうやら帰りの会をしているようだ。そしてついに玄関から大勢の生徒の声が聞こえてきた。
今日は部活動休暇日で、全校生徒が一斉に下校するのだ。それを思い出しただけで陽子の全身が真っ赤に熱くなる。
案の定、生徒達が陽子の周囲に大勢集まってくるのが分かった。陽子は全神経を耳に集中して何も聞こえないようにした。しかし「カシャ」「ピコピコーン」といった携帯電話のカメラ特有のシャッター音だけは、耳から締め出すことが出来なかった。晒し者になっているのだと思うと、真冬なのに水を浴びたくなるほど体が熱くなった。
周囲に撒いてある危険物のため体に触ろうとする人間はいなかったが、ざわざわという囁きとシャッター音は止むことが無かった。
ほんの少しでも違う動きを見せると生徒らに見続けられてしまうと思い、じっと同じ姿勢をとり続けるしかなかった。
少しずつ生徒達の声も少なくなってきた。そしていつしか全くしなくなった。
その代わりに肌に突き刺さるような夜の風が吹き始めてきた。
周りはもう暗くなったのかどうか、目隠しされている陽子には分からなかった。
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