【拘束フェチ小説】家具屋
- 2016/06/17
- 23:34
887 : 名無しさん@ピンキー[sage] 2009/03/17(火) 00:39:00 ID:aRQQbKpT0
家具屋
海沿いの温暖な観光地、そこから背後に伸びる広大な山並みに、昔ながらの別荘地があった。こじんまりと区切られた区画の間を縫うように走る敷地内の道路の端に、チェーンで閉ざされた脇道がある。
きちんと舗装されてはいるが、地元の住人はおろか、この別荘地の区画所有者ですら通ることの無い道。チェーンには黒く変色した南...
【拘束フェチ小説】檻姫(番外編)
- 2016/06/03
- 23:05
304 : 檻姫[sage] 2008/11/25(火) 01:57:47 ID:qMfPL6aP0
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私は地下牢にグレンドルを呼び出し、かねてよりモリスから言われていた恥ずかしい話を切り出した。
「クレンドル、そなた私に惚れていると申したな」
「ち、ちが! バッカ、いきなりそんな話、スレイらしくないぞ」
口の利き方がいつも一緒に戦っている時と同じなので少し安心した。
「恥を忍んで申すが、実はこの甲冑、私の体の...
【拘束フェチ小説】檻姫
- 2016/05/20
- 23:04
11 : 檻姫[sage] 2008/10/30(木) 23:01:20 ID:iAKAI22/0
父上は私が男でないことを嘆き、母上は好きにおやりなさいとニッコリ笑う。
聞けば母上も小さい頃はお転婆だったと聞く。
いずれ私も母上のような女性に成れるなら、せめて今だけは好きなことをさせてもらおう。
王女として生まれて十数年、私はなぜ王子に生まれなかったのかと何度も悩んだ。
悩みつつも母上の言葉を頼りに大好きな剣術に勤しみ...
【拘束フェチ小説】ある夫婦の一晩
- 2016/05/06
- 23:28
716 : 名無しさん@ピンキー[sage] 2008/06/18(水) 02:17:03 ID:O4z9ixfZ0
「ただいま」
真っ暗な部屋の中から返事は返ってこない。
俺は部屋に上がると、まっすぐ寝室に向かった。
寝室の俺と妻が使うダブルベッドの上では妻が寝ていた。
別に妻が夫である俺より先に寝てしまったとかそういう事ではない。
俺が帰ってきた事に妻が気付いているのかいないのかは判らないが、どちらにせよ動けないのだ。
俺はにこにこ...
【拘束フェチ小説】テトラポッド
- 2016/04/29
- 23:55
228 : 名無しさん@ピンキー[sage] 2007/07/21(土) 10:10:30 ID:HMWjnlKq0
宿に戻ってから、お気に入りのブレスに付けていたアザラシのヘッドがなくなっているのに気づいた。
「ショックー! あの動物園って、行くのも入るのも大変なのにー」
「高いものじゃないのでしょ、また買えばいいじゃない」
気の合った女ともだち3人で、一夏のアバンチュールを求めて海へ来た。
民宿でザコ寝というのが何とも安っぽい...
【拘束フェチ小説】ぐらでひめ
- 2016/04/15
- 23:31
967 : ぐらでひめ[sage] 2007/03/10(土) 23:08:32 ID:euEUl2jM0
むかしむかしあるところにおてんばなお姫さまがおりました。
姫さまは小さいときから剣術が大好きで、ひまさえあれば王国一の剣士であるニードレンと稽古ばかりしていました。
姫さまはおとしごろになって体つきが剣術に向かなくなってきましたが、稽古を積んで腕を上げ、ニードランでさえも負かすほどになりました。
姫さまは王様が開いた剣術大会にも出場...
【拘束フェチ小説】ダイアモンド・ドール
- 2016/03/18
- 23:25
899 : ダイアモンド・ドール[sage] 2006/07/17(月) 02:58:57 ID:/1uVl6QO0
夜も更けた住宅街。
人通りの無い路地を、背後を気にしながら足早に帰宅を急ぐ少女。
「クラブの片づけでこんなに遅くなるなんて……」
公園沿いの街灯の少ない辺りに差し掛かったとき、背後から低速で近づく黒塗りのワゴン車が一台。
犯罪の予感に緊張する少女の脇を、ゆっくりとすり抜けざまに、音もなく助手席の窓が開く。
ゴクリと...
【拘束フェチ小説】ザクマリア
- 2016/03/11
- 23:44
705 : ザクマリア[sage] 2006/06/30(金) 13:21:52 ID:aw0Dtp9H0
ザフト軍(プラント国軍)のミネルバは、地球連邦に組みしてしまったオーブ首長国連邦軍のムラサメ(モビルスーツの一種)の攻撃を受け、それを艦上で守って戦ったルナマリア・ホーク専用の搭乗機である真紅のザクは、修理不能なほど大破してしまった。
また、レイ・ザ・バレルの乗るザクも同じくオーブの攻撃で、そしてアスラン・ザラの乗るセイ...
【拘束フェチ小説】奴隷姫
- 2016/03/04
- 23:34
279 : 奴隷姫[sage] 2006/05/30(火) 20:01:09 ID:pFY8Vi8M0
昔々の、とある王国の話。
王国の規模が小さいということもあって、世襲の王家は国民に信頼され、安寧ながら平穏に統治していた。
小国ながら香辛料・薬草・鉱石に富んでいたためその交易でも外貨を得ていた。
隣国の王は当初まじめに交易していたが、小国の言いなりに資源を輸入するのが悔しくなり、決して高くはない代金にも難癖をつけはじめた。
...
【拘束フェチ小説】ヒトイヌ
- 2016/01/23
- 23:34
499 : ヒトイヌ[sage] 2006/03/31(金) 08:43:02 ID:TdeCbkcq0
「センパーイ!」
校門を出てすぐの所で、聞きなれない声に『先輩』と呼ばれ、人違いと決め付けて無視した。
「センパイ! ひっどーい! 無視なんてー」
ドスンと背中に体当たりされ、馴れ馴れしさと人違いの不快さにムッとして振り返ると、あの女の子だった。
驚愕と恐怖の混じった表情で固まっていると、その子はあの小悪魔的笑みを浮かべ...
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