砂漠の歩き方 1
- 2015/03/04
- 18:17
383 : 砂漠の歩き方1[sage] 2006/06/11(日) 01:14:44 ID:7ky5A3V/
カラハリ砂漠の北東でダイアモンド鉱山が発見されてから、ここスワジランドには労働力として多くの奴隷がつれてこられた。
極東の国々から誘拐された奴隷たちは船に揺られこの港で降ろされ、砂漠を隔てて丁度反対側にある鉱山へと連れて行かれる。
奴隷船の劣悪な環境は度々地獄と形容されるが、砂漠を渡ることに比べればまだ生きた心地がする分ましである。
灼熱の砂漠の中を一向はゆっくりと移動していた。
首輪をはめられ、数珠つなぎに歩いている少年少女たちは、白いポンチョのような砂漠用の奴隷服を着ていた。
下着は剥ぎ取られてしまったのか付けておらず、裸足で灼熱の砂を踏みしめ、弱弱しく歩いている。
背には大きな荷物を背負わされていているが、両手には手枷をはめられ首輪と繋がっているため、少年少女の意思ではその荷物を降ろすことも出来なかった。
それを数人の奴隷商人がらくだに乗り鞭を構えながら監視していた。
384 : 砂漠の歩き方2[sage] 2006/06/11(日) 01:15:33 ID:7ky5A3V/
「そろそろ喉が乾いたな、おいそこの奴隷女!こっちへ来い!」
奴隷商人がそういうと一番幼い奴隷の少女は奴隷商人の方へとぼとぼ歩いていった。
商人は少女の背負う荷物の蓋を開け、中に入っていた水筒を取り出すと、ごくごくと水を飲みはじめた。少女はハァハァと喘ぎながらそれを見つめていた。少女も灼熱の大地の行進で喉が乾いていた。
「少し…ください」
商人が飲み終えたのを見計らい、少女はか弱い声で懇願した。その瞬間。
ピシッ!鋭い鞭が唸った。
少女はとっさに身構えたが、首輪に繋がれた手枷によって阻まれ逃れられなかった。
「うぅ…」悶える少女に奴隷商人は表面的には優しい口調で、
「この水はお前らにやるものではないんだよ。あとで君たち専用の水をあげるから楽しみにしてなさい」
と言った。他の奴隷たちはそのやり取りを見てみぬふりをしていた。
385 : 名無し調教中。[sage] 2006/06/15(木) 07:10:56 ID:kzg/5+4u
>>383-384
いいね。続きを希望。
387 : 砂漠の歩き方3[sage] 2006/06/20(火) 00:05:29 ID:XbO7xDLk
一体あれから何時間が経っただろうか、港町を出発したときには地平線に隠れていた太陽は空高くあり、一行を焦がし続けてていた。
奴隷たちは「もうだめだ」「もう限界だ」と何度もあきらめかけながら鞭で打たれ、ギリギリの体力を搾り出すようにして歩き続けている。
太陽が丁度真上に昇ったあたりで奴隷商人のリーダは一行を静止した。
「よし、そろそろ飯にするか。奴隷どもは日没まで休んで良いぞ」
奴隷たちは突然のことに驚きながらも与えられた休憩に安堵した。
砂漠をわたる場合は体力の消耗を押さえるために昼に寝て夜に歩くのが一般的である。
特に進行方向から照らす太陽光線は目をくらませ、腹部を暖め臓器を破壊する。
カラハリ砂漠を西に渡ろうとする一行は午後に睡眠をとるのがもっとも効果的なのだ。
388 : 砂漠の歩き方4[sage] 2006/06/20(火) 00:06:35 ID:XbO7xDLk
奴隷商人たちはラクダから降り手分けして休憩の準備を進めた。
一人はラクダに持たせていたテントの道具を取り出すと手際よく組み立てて行った。
もう一人は奴隷が荷物を降ろせないように奴隷の体に括り付けてある鎖を外し、中に入っている水や食料を集めた。最後の一人は外した鎖を集め、奴隷の足にくくり付けていった。既に首輪で数珠繋ぎにしており、さらに砂漠のど真ん中では逃亡するような無謀な奴隷はいないが、奴隷を抑圧し、反抗する気力を失わせるための処置である。
奴隷たちは棒のようになった足を休めるためにすぐにでも座りたかったが、太陽に照り付けられた砂は暑く、直接座ることが出来ず、陰で温度が下がるまで「ハァハァ」と喘ぎながら中座をしていた。
そんな中、一人の奴隷少女が羞恥心から顔を真っ赤にしていた。
尿意を催していたからだ。当然、砂漠にトイレなど無い上に、他の奴隷と繋がれているためその場でしなければならない。
389 : 砂漠の歩き方5[sage] 2006/06/20(火) 00:38:23 ID:XbO7xDLk
不思議なもので、あれほどのどが渇いていても最低限の尿は出る。
過酷な運動をすればそれに伴って体中に毒素が精製されるため、それを排出するためだ。
少女は必死に尿意に耐えていたが、暑さから逃れるためにしている中座の姿勢は放尿の格好そのものであるため、尿意を誘発していた。
少女は自分の置かれている状況を再度確認してみた。
手は手枷で括られ、首輪とつながっているため下半身には届かないが、下着は付けておらず、大きなくるぶしまであるポンチョを羽織っているため、中座の状態で放尿をすれば、下腹部は完全に隠れるため隣の奴隷たちに気づかれることはない。
そう考えると少女は音が聞こえないようにゆっくりと下腹部の力を抜いていった。
「チョロチョロ」と尿が出て行く間隔が伝わってくる。
少女にとって両手が不自由な状態で放尿は初めてだった。
なんとも不思議な感覚だったが、全てを出し終えると快感に変わり、安堵した。
390 : 砂漠の歩き方6[sage] 2006/06/20(火) 00:39:58 ID:XbO7xDLk
しかし、少女の安堵は一瞬にして焦りへと変わった。
過酷な運動で生成された体中の毒素が濃縮された尿は強烈な匂いを放っていたのだ。
少女は周りを見渡すと、隣につながれていた少年が言いにくそうにこちらを気にしていることに気がついた。気づかれたのだ。
そうと分かった瞬間少女は羞恥心とのどの渇きから気を失いそうになり、少年の方に倒れ掛かってしまった。少年は不自由な手で少女を支えると力なくにっこりと微笑んだ。
少年も顔を真っ赤にしながらもぞもぞと放尿の体制になった。
そう、尿意を催していたのはみな同じであった。残りの五人の少年少女は連鎖するように放尿した。
「あっ」一人の少年がおかしな声を上げると残りの奴隷たちが少年の方を見た。
少年のポンチョの前のほうには尿で出来た染みが広がっていた。
砂漠のような暑い場所では男性の生殖器は放熱の為に勃起し続ける。
そこにしゃがんで放尿をしたとしたので、地面に落ちることなく服に引っかかってしまったのだ。
少年は羞恥のあまり、そのまま四つんばいにうずくまってしまった。
一番最初に放尿した少女はその染みを見てのどの渇きを思い出した。
そのころ、奴隷商人はテントの中で食事をし、水を飲んでいた…。
394 : 砂漠の歩き方7[sage] 2006/07/02(日) 20:07:46 ID:JThlGag8
少女は犬のように足で乾いた砂を尿で濡れた砂の上にかけ、それが終わると体力が尽きたのか、ぺたんと砂の上に座った。
他の奴隷たち同じようにすわり、目を合わせないようにうつむいていた。
考えることは水のことばかりであった。冷たい湖にどぶんと飛び込めたら死んでもいい。
水のためならどんなことでもする。水、水、水…。
そんなことを考えていたら、テントの中から水入れを持った奴隷商人が出てきた。
はっと、奴隷たちの視線が奴隷商人に向き、少女は無意識のうちに哀願した。
「水をください」
奴隷商人は優しい笑顔で
「ああ、くれてやるよ。まだ道のりは長いんだ。しっかり水分補給をしろよ。こっちにきて正座しなさい」
と言うと、少女は我も忘れて弱った体を引きずって奴隷商人の方へ向かった。
395 : 砂漠の歩き方8[sage] 2006/07/02(日) 20:10:55 ID:JThlGag8
残りの五人の奴隷たちも奴隷承認の周りを取り囲むように移動した、が…
ピシッ!
「お前らには後でくれてやる!順番に待ってろ」
怒号と鞭を食らった奴隷はすくみ、おびえ、後ずさりをした。
「立ち膝になって口を大きく開けなさい、それが水をもらうときの格好だから」
そう指示されると少女はわくわくしながら水をもらう姿勢になった。
奴隷商人がニヤッときたらなしく笑うと持っていた水入れを裏返した。
中身は空っぽだった。
396 : 砂漠の歩き方9[sage] 2006/07/02(日) 20:12:13 ID:JThlGag8
入っているはずの水が無い、少女は驚き、ぽかんと口を開けていると、奴隷商人は素早く上着のすそを上げ、腰紐を解くと一気に下着ごとズボンを下ろした。
「これがお前らにやる水だよ」
奴隷商人の放った水は少女の口の中に命中した。
少女は驚いて口に入った水を吐き出すと、水から逃れるためにもがいたが、なにぶん、手枷首枷足枷で拘束された体は思うように動かない。
奴隷商人の水を体全体で浴びるうち、みるみる奴隷服のポンチョは黄色く染まっていった。
少女がケホケホとむせていると…
ビシッ!バシッ!ビシッ!
今までに経験したことの無いほどの鞭の嵐が飛んできた。少女は声にならない声を上げた。
「お前というヤツは、貴重な水を無駄にしやがって!自分のしたことを思い知らせてやる!」
鞭が当たるたび、少女は叫び、砂の上を転げまわった。
そのたびに濡れた奴隷服や髪に砂がまとわりつき、肌には鞭の痕がこびりついていった。
397 : 砂漠の歩き方10[sage] 2006/07/02(日) 20:16:34 ID:JThlGag8
「おいおい、外が騒がしいと思ったら躾をしていたのか」
「貰える水の正体がわかってびっくりしちゃったのかな?お嬢ちゃん。さて、奴隷どもにやる水はあと二人分なんだが、欲しいやつはいるか?」
残りの奴隷商人が出てくると次に水を与える奴隷を選び始めた。
しばらくすると決心したのか
「ぼ、僕にください」
と、先ほどお漏らしをしてしまった少年が立ち上がった。
奴隷商人は少年を覗き込むと少年の下半身が黄色く汚れているのを見つけた。
「あーだめだだめだ。お前、既に水を無駄にしているだろ。奴隷に下着を与えずに、ポンチョだけを与えている理由を考えろ。お前もこの女と同じで水を無駄にしたからお仕置きだ。覚悟しろ」
その言葉に少年は恐怖で青ざめた。
「やだ・・・やめて。ゆるして。お願いです。あぁっ!」
先ほどの少女よりも強烈な鞭の雨を浴び、少年は気を失った。
398 : 名無し調教中。[sage] 2006/07/11(火) 18:17:47 ID:Y0KUQE8R
待つぜ
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