しばらく呆然としながらうずくまって震えていると、外が静かになったのが分かった。
- 2015/02/19
- 20:57
284 : 名無し調教中。[sage] 2006/01/10(火) 20:52:46 ID:J4EHg8JV
「もう嫌……」
しばらく呆然としながらうずくまって震えていると、外が静かになったのが分かった。
そして静かになったトイレの入り口から「ほら、陽子、着替えを持ってきてあげたわよ」と同級生である連れ子の優しそうな声が聞こた。
(普段は私のことをいじめているけど、こういうときには助けてくれるのね)
まるで地獄で仏に出会ったような気持ちになり、陽子はそっとドアを開けた。
「バーカ。こいつまんまと騙されてやんの」
ドアを開けた瞬間、陽子は髪の毛を引っ張られて個室から引きずり出された。
そしてそのまま前のめりでトイレの床に倒れこんだ。
何人もの足で全身を蹴られ踏みつけられ、ホースの冷水を様々な方向から一斉に浴びせられ、体中を「冷たい」ではなく「痛い」としか表現できない感覚が襲った。
体はもうびしょ濡れで、デッキブラシで顔面や胸、性器を何度も強く擦られ、唯一纏っていたスカートは脱がされ、あられもない姿で水浸しのトイレの床に横たわった。
そして両足をつかまれトイレの床をうつ伏せのまま引きずり回されて、「電気アンマ!!」と性器に上履きをねじ込まれた。
全身の感覚が麻痺し始めた頃、ようやく水が止んだ。
285 : 名無し調教中。[sage] 2006/01/10(火) 20:57:08 ID:J4EHg8JV
「あんたみたいな乞食に着るものを恵んでやるんだから、それ相応の態度があるでしょ?」
周囲の生徒達から正座するよう命令され、陽子は全裸のままトイレの床に正座した。
髪の毛からはダラダラと水が垂れ、誰かがトイレの窓を開けたため寒さが全身に突き刺さる。
「どう? あんたにぴったりだと思わない?」
連れ子がポケットから取り出したものを見て陽子は絶句した。
そこには「2ねん1くみ たむらようこ」と胸に名札が付けられた小さなスクール水着があった。
その字はありし日の母が書いてくれたもので、陽子にとっては母との思い出が残る数少ない物の一つだった。
「2年生なんだからちょうどぴったりじゃない?」
そういって連れ子達は笑う。陽子はまるで自分の思い出が踏み躙られたようで悔しかった。
早熟な陽子の体には、そのスクール水着はほとんど合わなかった。
しかし連れ子達は強引に陽子の体をその狭い布切れの中に押し込んだ。
「ブチブチ、メキメキ」と繊維が悲鳴を上げている。
肩紐、股間の部分が食い込み、声が出せないほどの激痛が襲う。
乳房を強く圧迫されて呼吸困難になりそうだった。
ほんの少しでも大きい動作をすれば、途端に千切れてしまうだろうことはよく分かった。
「ああそうだ、名札をちゃんと直しておかなきゃ」
そういって連れ子は油性ペンで「1くみ」の「1」を「B」と書き換えた。
母との思い出が壊され、陽子はついにしくしくと泣き出してしまった。
それが連れ子の癪に障った。
「あっそ。折角上に体操着を着せてあげようと思ったのに、そんなに私のコーディネートが嫌ならその格好のまま教室に行けば?」
そう言って連れ子と生徒達は教室に戻ってしまった。
水着を破かないように廊下をチョコチョコと小股で歩く陽子を、他の教室から多くの生徒が顔を出してクスクスと笑いながら見ていた。
他の生徒が暖かそうなカーディガンやセーターを羽織る中を、一人だけ髪を濡らしピチピチのスクール水着で歩かなければならないという屈辱は言葉には言い表せないものだった。
陽子は俯き涙を堪えながらじっと唇を噛んでその中を歩き続けた。
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