中学１年の５月か６月ぐらいに「宿泊訓練」という学校行事があり、二泊三日で林間学校のようなものに参加しました。

ひとつの部屋に８人ずつ振り分けられていて、親睦を深める為の行事だったのですが、夜になりふざけあっているうちに、私ひとりが他の皆に押さえつけられ、手を後ろ手にベルトで括られてしまいました。

いじめというよりは、度の過ぎた悪ふざけだったと思うのですが、そのまま目隠しをされ、ズボンとパンツを脱がされました。

当時の私は、包茎（これは今もですが）で、陰毛も生えてきたばかりで、１番性器を見られたくない時期だったので、激しく抵抗したのですが、結局その姿を見られて大笑いされてしまいました。

そのうちに、目隠し、後ろ手、下半身丸出しという姿のまま、私は廊下に放り出されてしまいました。

部屋の中から扉を押さえられて、中に入れてくれるよう頼んでも聞き入れられませんでした。

多分、１、２分ぐらいの短い時間だったと思うのですが、廊下にいた何人かに私の性器を見られたと思います。

目隠しをされていたので、誰に見られたのか、どのぐらいの人数に見られたのかは全くわかりませんが、それが尚更辛かったです。

宿泊訓練が終わってから、特にいじめられたという事はないのですが、「この子にも見られたかも」「あの子にも見られたかも」という疑心暗鬼は卒業するまで続きました。